マコとサチンのボイスシリーズ〜３人の作家さんに脚本を書いて頂きました〜

 岡山ですっ！

コロナ以降どうにもこうにもな日々が続いていたので・・、

一念発起して・・、

いろいろあって・・、

永井さんに相談して・・、

知り合いの作家さんに頼んで脚本を提供してもらい音声のみの作品作っちゃいました。 

どれも1~3分程度の作品でテイストも違うものなのでちょっとした時間に聴いて楽しんでください！

『SOS』
脚本：松本哲也さん（小松台東）

『架空のラジオCM』
マナー啓蒙広告『音漏れのマナー』編

text & direction ハセガワアユムさん（MU)

岡山より

ハセガワアユムさんは主宰しているMUを幻の旗揚げ公演(その頃は面識は無かったのですが)から観ていて、縁あって出演させていただきそこから何度も呼んでもらうようになり仲良くなりました。

非常に熱い人でして今回も連絡したらすぐに電話がかかってきて一時間近く話し(公開直後だったエヴァの話もしつつ)未発表で既に何本かある架空のラジオCMシリーズから今回“音漏れのマナー編”を提供していただきました。

元々は僕が迷惑客をやるバージョン、永井さんが迷惑客をやるバージョンとサンプルとして2バージョンの脚本作ってもらいどちらかのみを録音する予定だったのですが、

それぞれの面白さもあるしMUでは男女逆転バージョンの配役で作品を上演することもあるのでこれはこれでアユムさん的かもな、と思いどちらも作ることにさせてもらいました。

アユムさんのみtext & directionとクレジットが他の二人と違うんですが元々は編集作業等は簡単なものしかできないのでそういう前提の作品を作ってほしいとお願いしていたのですが、編集作業や稽古での音声を聴いて演出もしてもらったのでこのような表記となっています。

永井より
岡山くんの「よくよく考えたら、残念なのは僕でした☆」に、私は言葉では言い表せない苛立ちと魅力を感じています。音漏れを注意する時に「その曲、僕（私）も好きなんですけど」となぜかワンクッション入れる大人の気遣いが好きです。自分の好きなマニアックな曲を好きって言われたら絶対にテンション上がりますよね。その気持ちが分かるから、やっていて楽しかったです。架空のCMというジャンルにハマりそうです。演出と音の編集もやって頂きました。リモートで！嬉しいです。アユムさん、ありがとうございます。

『ニシノマド』
脚本：浦嶋建太（ブルドッキングヘッドロック）

声の出演：岡山誠 永井幸子

岡山より
浦嶋くんは2013年のオーディションで彼がブルに入団してから大阪での旅公演時二人で一緒にスーパー銭湯行ったり、一緒にエビ中のライブ行ったり適度に仲はよいと勝手に思っているのですが、

作家としては喜安さん髙橋くんと共同脚本をした“雪ロード埋没”しか知らないのでどんな作品ができるのかドキドキしていました。

結果ある意味今回で一番の問題作だと思っています(笑)。

でもこんなこと年齢的にも役的にも普段ならできないしやらせてもらえないだろうしと頑張ってみました。

この企画をまたやるかは未定ですがもしも次回があるなら21世紀枠として浦嶋くんには是非続投してもらいまた問題作書いてもらいたいなと勝手に思っています(笑)。

永井より
まるで「花束みたいな恋をした」のような、素敵な彼氏と彼女のモノローグの中に、「キングボンビー」というワードが出てくるのが好きです。「西の窓」じゃなくて「ニシノマド」なのも好きです。これは浦嶋くんの実体験なのかなあ？でも一番気になるのは、私と岡山くんのことを良く知っている浦嶋くんが、私たちの為にこれを書いてくれたこと。どういうつもりだ。これは先輩として真正面から応えるべきと思い、ふたりで試行錯誤して読みました。
私は４月末で退団します。私の最後の出演が浦ちゃんの作品だという事実。花束みたいな脚本をありがとう。